富山一人旅 黒部峡谷編 前編
二日目、
この日の最初の目的は黒部峡谷。
地鉄本線で宇奈月温泉まで行き、そこから徒歩で宇奈月駅へ。
宇奈月駅。
ここからトロッコ列車に乗ります。
トロッコ列車は完全予約制。
私は事前にネットで予約をしていきましたが、マジこれ正解。
乗り場には人が溢れてて、ちょっとビックリ。
まぁ、夏休みだからねー。
これは普通客車の車両。
行きは特別客車、帰りはリラックス客車と少し贅沢をしてみました。
進行方向右側がオススメ、とるるぶに書いてあったので、迷わず右側の座席をゲット
すると、窓の外からカメラを提げた若い女性が近づいてきました。
どうやら、記念撮影をして後ほど販売する模様。
一人旅をしていると、よくこういうサービスに遭遇するんだけど、これほんとに嫌なんだよね…。
「お一人ですか?はーい、じゃ、笑ってくださーい」
と言われても、さっぱり笑えんわ
何となくかわいそうな感じでカメラに収まり、トロッコ列車が出発。
最初のポイント、山彦橋。
列車の音がやまびこのように聞こえるのが名前の由来。
ビューポイントに来ると、富山出身の室井滋のナレーションで教えてくれます。
宇奈月ダム。
橋の赤色が目に映えます。
新柳河原発電所。
古城をイメージして建てられたのだそうです。
オシャレな建物ですなー
エメラルドグリーンの湖面がとても美しい。
山に雲がかかって、何だか神秘的な感じ。
心地よい風が吹いてきて、車内はちょっと寒いくらいです。
夏でも羽織れる上着があった方が良いと思います。
真ん中にまっすぐ伸びてる白い線は、温泉を引くパイプなんだそうな。
右下にある吊り橋は、何と猿用の吊り橋だそうです。
だから吊り橋に手すりがないんだとか。
仏石。
赤い服を着せた、仏像の形の岩です。
順調にトロッコは進んでいきます。
青い橋は後曳橋という、60mの高さにかけられている鉄橋。
谷底を写したかったんだけど、うまく写らず…。
…やっぱ、分かりづらいですね
水が気持ちよさそう~
人道トンネル。
トロッコ列車の運行は11月30日まで。
でも、トロッコの運行が終わっても、発電所の人たちには仕事がある訳で。
なので、冬場はこのトンネルを使って登っていくのだそうです。
所要時間、およそ6時間…。
あんな狭いところを、かがんで6時間も歩くなんてシャレにならん
黒部川第二発電所。
モダン建築として有名です。
背後には「ねずみ返しの岩壁」がそびえ立っています。
これは帰りの車内から撮影。
釣鐘に似てるので名前が付いた、東鐘釣山。
万年雪。
年中雪が溶けずに残ってるそうです。
乗車時間およそ80分で、終点欅平に到着。
トンネルを抜けた瞬間に広がる絶景に圧倒されっぱなしでした。
ここから黒部峡谷を散策したのですが、それはまた次回に。

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