秋の関西一人旅 天橋立編 前編
11月の旅行記を1月に書くのも気がひけますが、前回の彦根旅からの続きです。
記憶も若干曖昧になってきてるなぁ…。
一日目、彦根城を見学した後はそのまま足を伸ばして西舞鶴へ。
一年前に泊まった時と同じホテルに宿泊。
そう、今回の旅の裏テーマ、それは「リベンジ」
忘れもしない、去年のクリスマス。
冬の日本海の恐ろしさを忘れ、軽い気持ちで天橋立に行った私。
しかし、そこで待ち受けていたのはクリスマス寒波という天橋立さんからの手痛い洗礼。
デジカメが壊れるレベルの寒さと大荒れの天気に恐れをなした私は、観光もそこそこに引き上げたのでした…。
あれから一年。
普段、同じ場所に一年以内に行くことはしないのですが、今回だけはリベンジせにゃ気が済まん!ということで天橋立との再戦を試みることに。
二日目、早朝。
8時半過ぎには天橋立駅に着くように予定を組んでいたのですが、目覚めたのは既に8時…。
「リベンジ!」とか言ってるくせに寝坊するとかダメすぎ!
それでも9時半過ぎには天橋立に到着。
前回より一ヶ月早く来ただけあって、暖かくて穏やかな天気。
さて、この天橋立。
全長3.6キロほどの砂州(流水に運ばれた土砂が堆積して出来た地形)で、両側には松が植えてあります。
対岸までは徒歩やレンタサイクル、船で行く方法などがありますが、無類の自転車好きを自認する(?)私としては、今回も迷わずレンタサイクルをチョイス。
ハーレーかよ!って突っ込みたくなるレベルのカマキリハンドルのママチャリをレンタルしてみました。
前回もお目にかかった廻旋橋。
タイミングが合えば回る瞬間を見られるのですが、今回は見れませんでした。
いよいよ天橋立入口。
こんな感じの松並木が続きます。
ちょっと自転車では走りづらい道だったりします。
ハーレーママチャリだからかもしれないけど
与謝野鉄幹、晶子の句碑。
前回、あまりの寒さにギブアップした場所。
磯清水。
周りが海に囲まれているのにも関わらず、ここからは真水が出るという不思議な井戸。
長寿の霊泉と呼ばれているのだそうです。
磯清水のすぐそばに立っている橋立明神。
鳥居をよく見てみると…。
びっしりと石が。
何でも、鳥居の上に石を乗せるとご利益があるんだとか。
これは私も挑戦せねば!!
ということで、手頃な石を手にとって投げてみました。
すると…。
鳥居に乗ってた石にぶつかったのか、投げたのとは別の石が粉々に砕け散って落ちてくるではありませんか!!
や、やばい…。
誰かの願望を粉々に打ち砕いてしまつた…
このままでは乗せた人に悪いので、慌てて別の石を乗せようとしたのですが、これがまた非常に難しいのですよ。
5分ほど粘ったのですが、結局乗せる事は出来ず、諦めて自転車に乗ったのでした。
どこの誰かは存じませんが、スミマセンでしたっ!!
ここにも登場、ばせうさんの句碑。
「一声の 江に横たふや ほととぎす」
ここには8000本もの松が植えられています。
夫婦松。
中には台風で倒れた松も。
たった3.6キロの距離を、一時間近くもかけて移動しました。
おかげでお尻が痛くなったぞ、うん!
しかし、まだまだ移動は続くのでありました…。
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日本三景であって、天橋立の松並木通り(?)はほっとする感じだね~。
それにしても台風ってこないだの9月のやつかなぁ~
大きな松が折れちゃって、自然の脅威を感じるよね
以前に行ったときに寒いって言ってたから
風が強い地区なのかね。
リベンジ成功おめでとう
そしてチャリのレベルもまた一つあがったね。
テテリテッテテー(勇者ナユタはレベルが上がった。)
投稿: あっきー | 2012年1月15日 (日) 23時29分
あっきーへ
台風は、何年か前のものらしいよ
有名な松だったんだけど、台風で倒れちゃって、自然の脅威を伝えるために、その松を残しているらしいっす。
確かに両側は海だから、風は強いのかもね。
今回はあまり風を感じなかったけど、前に行った時はどえらい風だったもの…
とりあえず、日本三景を全部制覇出来たので良かったよ
投稿: ナユタ | 2012年1月18日 (水) 01時30分