真夏の九州一人旅 高千穂編 その2
三日目、晴れ
この日は早朝から移動開始。
高千穂バスセンターからバスに乗り、最初に向かった場所は天岩戸神社。
天照大神がお隠れになった岩戸のある場所です。
朝一の路線バスに乗っていると、急に土砂降りの雨が
…と思いきや、天岩戸神社に到着した頃には雨はやんでいました。
高千穂の天気は変わりやすいなぁ。
どこにでも出没しますなぁ。
天の岩戸の見学開始時間より早く着いてしまったので、先に天安河原(あまのやすかわら)へ行くことに。
ここは、天照大神が岩戸に閉じこもっていた時に、神々たちが相談をするために集まった場所と言われています。
滑りやすい道をくだり、川原へ向かいました。
何となく黒部と似ているイメージ。
そして、河原に到着。
ここで小石を積むと願いが叶うんだとか…。
そうとは知らず、そのまま帰ってきてしまいました
木漏れ日が降り注いでいる光景は、神様がいそうな雰囲気を十分に醸し出していました。
ただ、階段の登り降りで体力は奪われます…。
再び、天岩戸神社へ。
一定の人数が集まると見学が始まります。
神主さんから説明を受けてお祓いをしてもらい、いよいよ天岩戸へ。
ここからは撮影となっております。
本宮にある扉から入っていくと、木で作られた舞台のような場所へ案内されました。
足元には岩戸川が流れており、その対岸にはうっそうと木が生い茂っています。
「あの奥にある木々の割れている場所、あれが天岩戸です。
木々は自然に伸び、台風などで自然に落ちていきますが、その時に岩も少しずつ崩れてきています」
神主さんの祝詞のような抑揚のある説明と、その場の厳かな雰囲気にのまれ、しばらく見入ってしまいました。
神話の世界を体感できる、まさにパワースポットと呼ぶにふさわしい場所だと思います。
あぁ、ありがたやありがたや。
この実を振って天鈿女が舞を舞ったところから、神楽鈴はオガタマノキの実を模して作られたのだとか。
朝一で行って、本当に良かったと思える場所でした。
日本にも、まだこんな景色が残ってるんだなぁ。
途中で雨が降ったものの、バスセンターに着く頃には雨がやんでいました。
この辺だけ降ってるのかしら…
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天照様の銅像もあるんだね。
もっと日本的なお顔立ちかと思ったら西洋的だね。
撮影禁止とか聞くと、なんかますます神がかっている感じだね。
洞穴が岩で閉じられているイメージだけど、実際そんな感じなのかな?
投稿: あっきー | 2012年10月29日 (月) 15時00分
最後の写真に写っている橋は、高千穂鉄道の橋梁のようですね。日本の始まりの地、幻想的です!
投稿: キハ58 | 2012年10月29日 (月) 21時03分
こんばんは。流石高千穂!神秘的な光景が!!
こんなところに神がいないはずがありませんね。
俺もパワーもらいに高千穂これは近いうちに行かねばなりません!!
投稿: 大樹 | 2012年11月 4日 (日) 20時52分
あっきーへ


銅像については多分、比較的最近に作られたので西洋的になったのではないかと思われます
ちなみに天照大神はめちゃめちゃ美人だったらしい。
岩戸は、木が生い茂っていて、正直岩の様子はほとんど見えなかったよ
それはそれで神秘的なんだけど。
投稿: ナユタ | 2012年11月 5日 (月) 01時08分
キハ58さんへ

最後の写真は、天の岩戸神社からの帰り道、バスに揺られながら撮影したものです。
高千穂鉄道、見学に行ってみたかったのですが、今回は残念ながら行けませんでした
投稿: ナユタ | 2012年11月 5日 (月) 01時11分
ここをパワースポットって呼ばずして、どこをパワースポットって呼ぶのか!と思わずにはいられないくらい、神秘的な場所でした
予想以上に素敵な景色だらけでした
投稿: ナユタ | 2012年11月 5日 (月) 01時12分