新春伊豆のんびり旅 修善寺編
さて二日目。
この日は朝から移動。
伊豆急下田から一気に熱海→三島と移動し、伊豆箱根鉄道に乗り換えて修善寺へ。
更に駅からバスに乗り、10分弱で修善寺温泉へ。
ちなみにここは、源頼朝の弟である源範頼が自害した場所でもあるそうです…。
お隣の修禅寺では鎌倉二代将軍頼家が暗殺されたりと、何かと源氏にまつわる悲劇が多いんですよね、修善寺って。
地名が「修善寺」で寺号が「修禅寺」ってややこしい…。
弘法大師による開基。
関係ないけど何故か赤い光が写りこんでるのだが…。
まさか…違いますよね??
併設の宝物館には源氏ゆかりの品々が収められておりました。
中でも、頼家が漆の風呂に騙されて入れられて全身がただれ、その時の顔を母である北条政子に見てもらうために作られたという木造の仮面が非常に不気味でした。
英語表記だと「デスマスク」になってるし…。
この仮面に着想を得て、「修禅寺物語」という戯曲が作られたのだそうです。
弘法大師が独鈷という仏具で川を突いたところ、お湯が湧き出したという伝説の場所です。
ここが修善寺温泉発祥の起源になっているのだとか。
名前の通り、道の両側に竹が植えてあります。
前にモヤさまが来た時に、三人が寝っ転がってた竹のベンチも奥にありました。
竹林って空気が清々しいですよね
更に、川沿いに歩いていきます。
予定よりも大幅に時間が余ったので、駅前のお店で釜飯をいただきました。
注文を受けてから炊くので30分程度時間はかかるのですが、これが美味しい~
私が注文したのは普通の釜飯ですが、地元で獲れた金目鯛の入った海鮮釜飯も美味しそうでした
海鮮は苦手だけど金目鯛は食べてみたかった~
修善寺駅のお土産コーナーにて。
みしまコロッケとは、三島産のじゃがいもを100%使用して作られたコロッケのことで、B-1グランプリにも出品されています。
確かに、普通コロッケは玉ねぎやひき肉が入っていますが、みしまコロッケは中身はじゃがいもだけで出来ていました。
味は、メークインだけあってどちらかと言うとしっとりしていて、じゃがいもの甘味がしっかり感じられました。
揚げたてをハフハフしながらいただくコロッケ最強っす
釜飯食べた直後だけど
その後、修善寺から電車で北上し、伊豆長岡へ。
この日のお宿は「南山荘」という、築100年以上の伝統のある旅館へ。
何でも、川端康成や北原白秋なども利用したことがあるのだとか。
築100年以上の建築物にエレベーターなどある訳もなく、4階までひたすら階段を上るという、運動不足の現代っ子泣かせの構造。
しかも、途中道が枝分かれしてるの!
方向音痴の私は何度か道に迷いました…。
あぁ、でもこのレトロな感じ、良いわぁ
それにしても温泉が三つあり(うち一つは富士山が望めるという)、素晴らしい庭があり、部屋も20畳くらいの広さで、しかも出前のお寿司付きのプランで一人7000円以下で泊まれるというのは、大変おトクだと思います。
何でも、昔は高級旅館だったらしいのですが、業務形態が変わってリーズナブルに泊まれるようになったらしいです。
ここは、いつかまた泊まってみたいと思います。
…食べ物とお宿の話だけ、やけに力を入れて書いているように見えるのは気のせいです(笑)
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