新春伊豆のんびり旅 韮山編
前回の日記に書いた、営業さん達でUSJに行くという話ですが、支店長以下うるさ型の役職には秘密にしていたらしく、何とその日が休日出勤日に。
もちろんその日はみんな出勤出来ないし、事務方でも何人か参加する人がいて、現在非常に気まずい空気になっております。
さすがに支店長達も気付かないはずがなく、「営業目標達成してないのに、旅行には行くんだねぇ~」とか嫌味三昧。
…ふぇ~、不参加にしてて良かった~
支店長も、平日休んで行くわけじゃないんだからそんなに嫌味言わんでも…。
結局、参加出来ない人については別日で調整することになったのですが。
そんな報告を挟みつつ、伊豆旅行編完結です。
さて最終日。
宿の温泉が気持ちよくて、ついギリギリの時間にチェックアウト
当初の予定としては、この日は韮山反射炉に行く予定でした。
ところが前日の夜。
「韮山反射炉って昔、行ったことあったじゃん?」
「そうそう、特に何もなかったよね~」
「え?ナユタちゃん覚えてないの?」
…全く思い出せん。
たまーに中学生くらいの記憶がぶっ飛んでることがあるんだけど、大丈夫なんだろか私…。
ということで、急遽予定を変更。
ほぼノープランで移動開始。
まずは韮山駅から徒歩移動。
目指す先は「蛭ヶ小島」
頼朝が伊豆に配流された時に住んでいたと伝えられている場所。
「小島」という名は付いているものの、実際には田んぼの広がる湿地だったらしいです。
どの辺に頼朝の館があったかのかは、まだ分かっていないのだそう。
写真を撮っていると、中からおじさんがニコニコしながら出てきて色々と解説してくれました。
「そこの頼朝さん達はねー、富士山を見ながら建っているんですよー」
しかし、この日は富士山は見えず…。
「この間のNHK見ました?鶴瓶さんが司会してる番組。
そこでねぇ、政子さん役の女優さん…何だっけなぁ?その人が来てくれたんですよ」
「あぁ、杏ちゃんですね」
「そうそう、すごい綺麗なお嬢さん。彼女がわざわざ『ここに来たい』って言ってくれて、ここでロケをすることになったらしいんですよ。
あの番組が放送されてからねぇ、急に観光客がすごく増えたんですよ!
皆さんもあの番組を見て来られたんですか?」
…い、言えねぇ。
このニコニコしてるおじさんに向かって「ノープランで来ました」なんて…。
ちなみにこの番組は「鶴瓶の家族に乾杯」だったそうです。
知ってたら見たのに…残念。
蛭ヶ小島を抜け、その先にある山道を進んでいき、城池親水公園へ。
元々は韮山城のお堀だったものを公園に整備したのだとか。
城主はかの有名な北条早雲。
池のほとりでは地元の高校生でしょうか、合唱の練習をしていました。
…青春だねぇ
池をぐるっと回り、韮山郷土資料館へ。
ここには韮山反射炉を作った江川英龍を中心とした資料などが展示してあります。
江川英龍と言えばまず最初に反射炉が浮かびますが、この方は非常に多彩な方で、意外なところでは何と日本で初めてパンを焼いたのだとか。
学問も武術も書画にも秀でてて、パンも焼いちゃうってどんだけ完璧な人なんでしょう。
比較的小さい資料館でしたが、さすが地元だけあってなかなか資料は充実していました。
歴史嫌いな母たちはつまらなそうにしていましたが
ここでは色々なドラマの撮影も行われ、「JIN」の撮影にも使われたのだとか。
…知ってたら年末の再放送、もっとしっかり見たのにぃ~
江川家は韮山の代官を代々勤めているのですが、そもそも何十代にも渡って同じ場所で代官を勤めている事自体が非常に珍しいのだそうです。
だから、これだけの家財道具などが残っているのかもしれません。
以上で、伊豆旅は終了でございます。
次回からは、半年ぶりに行ってきた一人旅の話を書こうと思います~
ヒントは「世界遺産」「関西」です
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