秋の出雲ご縁探しの旅 出雲市近郊編
皆さま、どうもこんばんは。
講師の仕事も無事に終わった安堵感からか、今日起きたのがまさかの14時半だったナユタです…。
日曜日…半日終わってるやん…。
先週は講師の仕事以外にも接待飲み会もあってかなりお疲れだったのですが、それにしても14時半はないよね。
最近、土日に予定がないととんでもなく長い時間寝てしまうのです…。
誰かロングスリーパーを脱却する方法を教えて下さい。
それでは、出雲旅の続きをどうぞ。
それは、日御碕灯台を出て車を南に走らせている時でした。
突然スマホとラジオから緊急地震速報の音が。
え、地震…?
どうしよう…。
大きな揺れを感じたら止まろうと思いつつ、ひとまず車を走らせました。
実はこの日、隣の鳥取で大地震が起こったのでした。
ラジオは鳥取の被害状況を伝える内容に切り替わり、緊迫したものになっていきました。
目的地の長浜神社で車を止め、しばらく様子をうかがっていましたが、特に余震はなさそうだったので参拝をすることに。
横に杖が備えてある時点で、覚悟を決めて登りました。
今日は階段の日だなぁ
以前の日記にも書いたハイセンスな張り紙。
こういうとんちを効かせたコメントを書けるようになりたいものです。
出雲国風土記には、出雲の国が小さいので、余った土地に綱をかけて引っ張ったという出雲の国引きについての記述があります。
長浜神社ではその国引きを行った「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)」をおまつりしています。
建物は大社造と呼ばれる、山陰地方に多い建物となっています。
海で身体を清めた証に海藻を取り、その海藻をお供えしたのだそうです。
その海藻を「いづも」と呼び、出雲の語源になったのだとか。
お寺の写経と同じように、出雲国風土記の文章を一文字ずつ書き写していくものだそうです。
せっかくなので私もやってみたいと思います
こういうのを書くのって初めてだなぁ。
他の神社ではないような興味深いものがたくさんある神社でした。
出雲に集まった八百万の神様が最後に集まって、宴を開く神社です。
同じ敷地内に「立虫神社」も建っています。
スサノオノミコトの子どもたちをおまつりしています。
出雲にフライングでお泊りしている神様はいらっしゃいませんかー?
…さすがにまだいらっしゃらないですね
ここで直会(なおらい)と呼ばれる神宴を開いた後、神様は諸国に帰られるのだそうです。
もう既に日没を迎えております…。
道に迷いまくって時間がかかっちゃった
ご祭神の事解男命(ことさかのおのみこと)は、イザナギノミコト、イザナギノミコトが黄泉平坂で別れる時に生まれた神様で、悪縁を切って新しい関係を築くという御利益があるそうです。
縁切りならばお参りせねば
同じ敷地内にはイザナギノミコト、イザナギノミコトをおまつりする「縁結神社」もあり、縁切り祈願をした後縁結び祈願をしてきました。
地震はありましたが、それほど影響を受けずにこの日の旅は終了。
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あの地震の日にいたというのが驚きですよ。何もなくて良かったです。
日本は昼の神と、夜の神に守られてるんですね。
なるほど、勉強になりますー。
投稿: ゆうき | 2017年1月15日 (日) 22時03分
ゆうきさんへ
北海道では台風が直撃し、島根では地震に遭い、おかげ様で最近では私の事を歩く災い扱いしてくる人がおります…
たまたまだってのに
出雲周辺にはいろんな神様がおられるなぁと思いました。
本当はもう少し回る予定だったのですが、道に迷ったりであまり行けなくて残念でした…。
投稿: ナユタ | 2017年1月16日 (月) 01時01分