秋を感じる福井一人旅 越前大仏編
こんにちは。
風邪具合が悪いのに、遅くまで飲みに付き合わされたせいでさらに風邪をこじらせたナユタです…。
えぇえぇ、断れなかった私が悪いんですよ!←ヤケクソ
三連休は引きこもってずっと寝ててやるんだから!(;д;)
さて、今回の福井旅は越前大仏編。
当初は前回の永平寺のおまけ扱いで記事を書き進めていたのですが、調べれば調べるほど珍スポットすぎて、これはご紹介しないといけないと思った次第。
世の中にはまだまだ面白い場所があるなぁ…ということで、越前大仏編をどうぞー。
永平寺を出て、次は恐竜博物館へ。
福井は恐竜の化石の出土が多く、福井県勝山市で発掘された恐竜には福井の名を冠してフクイサウルスと名付けられています。
福井の有名観光スポットながら、恐竜博物館は今まで行ったことないんですよね。
途中、道には恐竜の化石が出土したようにオブジェが装飾されていたりと面白い演出がされています。
しかし、駐車場は大混雑。
第2駐車場も結構埋まってるなぁ…。
まぁ、土曜のお昼だから混むのは当たり前なんですけどね。
このままだと見学に時間がかかりそうなので、断念して次の目的地へ。
当初は行く予定ではなかったのですが、何となく気になったので行ってみることに。
だだっ広い駐車場に車を停めて、入口へ向かいます。
お店はほとんどシャッターが閉まってて、何だかゴーストタウンなんだけど…
土曜日にこの寂しさはいかんじゃろ
入口で拝観料を払い、御朱印帳を預けます。
でも、誰もいない…
このどことなく妖しい雰囲気と新しさ、何となく秋田の田沢湖金色大観音を彷彿とさせます。
こちらの清大寺、建立したのは地元勝山市出身の実業家である多田清氏。
タクシー会社で財をなした彼は、晩年は慈善事業に私財を投じます。
清大寺の建立もその一つだったようで、創建費用は何と380億円
1987年の建立当初は拝観料3000円、駐車料金1000円という結構な価格設定だったのだそう
思ったよりも集客が伸びず、値下げを繰り返して現在は拝観料500円、駐車料金無料となっています。
3000円だったら私も行かなかったな
そして、何よりすごいのが、「勝山市に税金を納めたい」という理由で当初は宗教法人にしなかったのだそう。
何という地元愛
結局納税できなくなり、五重塔などは公売に出されたものの、とうとう買い手はつかなかったのだとか。
バブル期の話とはいえ、壮大なスケールだなぁ。
東大寺に似ているなぁと思ったら、本当に東大寺を模して建てられたのだそう。
像の高さは17.0m。
奈良の大仏より2mほど大きいのだそう。
なかなか立派な大仏様です。
心地よい音楽が流れる中をお参り。
これだけでも相当お金がかかっているに違いない
高さ7メートル、幅20メートル、奥行き1.8メートルの巨大な壁で、七色の瑠璃瓦が使用されています。
オリジナルは中国の北海公園にある九龍壁で、日本で同じものを作りたいと色々窯元を回ったものの、同じ色を出すことが出来ず、結局中国政府に依頼して輸出してもらったのだそう。
いやもう、中国政府動かすとか多田氏の情熱半端ねー
高さは75m。
そして、他の五重塔にはない特徴として…。
五重塔の中に入れるだけでも珍しいのに、まさかのエレベーター完備とは
エレベーターで4階まで上がり、最上階の5階には階段で登ります。
うーん、ちょっと怖い。
小さく金堂の奥に写ってるのは勝山城。
中は資料館なのですが、こちらも何と多田清氏が建てたものなのだそう。
大仏と城を建てるとか、世が世なら殿様になっていたに違いない…
個人でここまで作ってしまった財力とバイタリティがスゴイなぁって思える場所でした。
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越前大仏HP
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