夏の山口歴史を巡る一人旅 萩城下町編
こんにちは。
もうすぐバレンタインですね♪
最近、職場での義理チョコ要求はパワハラという解釈があるそうで。
これを受けてバレンタイン禁止令を出している会社もあるのだとか。
義理チョコ反対派としては良い流れだぜ!と思っているナユタです。
だって、義理チョコなんて誰も得しないじゃん。
お返しする男性側だって結構な出費だろうし。
お菓子業界には申し訳ないですが、このまま義理チョコ文化は廃れてくれ…。
まぁ、今の職場は個人主義の集まりみたいな人たちなので、今年のバレンタインは気付かないふりをしていようと思います。
それでは山口旅萩城下町編をどうぞー。
4日目、くもり。
この日は萩を観光します。
まずは萩城跡へ。
近くの駐車場に車を停め、中に入ります。
毛利氏が1604年に萩に建てた城で、今は石垣と堀の一部のみ残っており、指月公園として整備されています。
萩城も「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されています。
何ヵ所かまとめて世界遺産になったっていうのは知っていたけど、萩がこれだけ多く含まれているとは知りませんでした
前回萩城跡に来た時は暑さにバテて、入口でギブアップしてしまったので今回は中に入ってみることに。
毛利家歴代藩主を祀った神社です。
付近は水たまりが多いせいか、蚊がスゴイ
ムヒ持ってくれば良かった…
随分高い位置にお座りの狛犬さんです。
ひっそりと建っているけど立派な御本殿です。
石燈籠とかも素晴らしいし。
やっぱり歴代藩主をお祀りしているだけあるなぁ。
こういう静かな場所って好きです。
指月城との共通入館券で旧厚狭毛利家萩屋敷を見学後、萩城下町を散策します。
すごくのんびりした世界だなぁ…。
まるでタイムスリップしたかのような景色。
ここは徒歩で散策して正解でした。
お固いイメージの武家屋敷の塀から出てくる夏みかんにギャップを感じます。
幕末まで桂小五郎と名乗っていた、維新の三傑のうちの一人です。
家具や内装を見るに、上流階級の出だったことが窺えます。
小さい頃から神童と謳われたという彼の書などが展示されていました。
説明書によると「已後而死(ししてのちやむ:死ぬまで努力を続ける)」という「諸葛孔明」に出てくる言葉を刻んでいるそうです。
いやいや、普通落書きったら好きな子の名前とか書くっしょ
こんな真面目な事書いてる時点でもはや落書きではないような…
さすが神童
と凡の人は思ったのでした。
桂さんも高杉さんも同じ景色を見ていたのかなぁ…
ちなみに萩城下町も世界遺産の一つです。
高杉晋作や伊藤博文が幼少時勉強していたお寺なのだそう。
お寺なのに鳥居があり、神仏習合の形態が残った珍しい場所なのだとか。
拝観料を払うと、ポスターサイズの萩城下町の絵図をいただきました。
伝えたいことが多いのでしょうね、多分。
幼少の頃高杉は、ここに連れてこられて大天狗の面で度胸試しをさせられていたのだとか。
こんなもの幼少期に見せられたらトラウマになるわ
そういえば高尾山の宿坊にも大天狗の面があったような…。
ハチャメチャなイメージの高杉晋作も、小さい頃は普通の子どもみたいに遊んでいたんですね。
それにしても、そんなものが残っているとはスゴイなぁ…。
御朱印をいただく間、よどみなく説明をされていたお寺の方がスゴかったです。
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義理チョコ、わかるわあ。。。うちはもうそんなのないんですけど、時折「はい、先生あげるわあ」と、きのこの山とか普段おやつ代わりにもらっておりますw別にこの日だから、と気合をいれて渡す必要なんかないですよねえ。
萩の町並み、良い感じですねえ。武家屋敷の白壁の通りが旅情を掻き立てられます!
結構萩の町は見て廻るには隅々まで攻めたくなりそうな感じですね。これはこの町だけで1日消費してしまいそうですね。
投稿: 大樹 | 2019年2月11日 (月) 23時20分
大樹さんへ

大樹さんの場合、女性の多い職場だから義理チョコが蔓延したらお返し代で破産しそうですね(笑)
好きでもない相手に気張ってバレンタインに義理チョコあげる文化はどうなんでしょう、と毎年思っていたので、この風潮はもっと流行って欲しい
萩は一泊して一日弱観光しましたけど、じっくり見るならもう少し時間取った方が良いと思います。
エリア的には狭いのですが、徒歩で散策すると時間かかるんですよね
投稿: ナユタ | 2019年2月11日 (月) 23時53分
幕末はロマンがあります。
若者たちが日本を変えようとした時代。
未来への扉が開くのを見ずに亡くなった人もたくさんいます。
悲しいけど、それが歴史というものでしょう。
投稿: 里牛蹴 | 2019年2月14日 (木) 16時49分
里牛蹴さんへ

幕末の志士の中で、生きて明治時代を迎えられた人なんて何割かですものね。
彼らのおかげで今があるとは思いますが、彼らが明治以降も活躍していたらどんな世界だったのだろうと思わざるを得ない人はたくさんいますよね…。
高杉晋作とかは、平和になったらそれはそれで生きづらそうな人だとも思いますが…
投稿: ナユタ | 2019年2月17日 (日) 00時02分
そうそう、なぜか夏みかんなんですよね城下町(^^♪
萩城は三回くらい行ってますが、少しずつ整備されて行っているのが
個人的にはうれしいです(*^-^*)
投稿: すちゃらか | 2019年2月19日 (火) 12時40分
すちゃらかさんへ

萩の夏みかんについて、確か明治になって生活に困窮した武士たちが、自宅の庭で夏みかんを栽培して生活の足しにしたのが始まり、とかいうのを聞いたことがあります。
そういう歴史的背景を味わえるのも良いですよね
萩城址の中まで入ったのは今回が始めてだったのですが、かなり奥まで車が止まっててちょっとビックリでした
投稿: ナユタ | 2019年2月21日 (木) 23時34分