こんばんは。
土曜、風邪が長引いているので病院へ行ったところ、2か所から門前払いをくったナユタです。
「発熱外来は予約でいっぱいです!」と、院内にも入れてもらえなかったという(笑)
熱はないけど、まだ咳が残ってるから薬が欲しかっただけなんだけどね…。
コロナは5類に移行したけど、むしろ発熱外来とか前よりも大変な事になってるんだろうな。
そして、日曜は出勤。
私が新潟に行くために休んでいる間に、出勤が決まっていました(笑)
その代わり、今日休みが貰えたので、父の土地売却手続きに行ってきました。
やっと、懸案事項の一つが片付いたー。
これで魚沼と縁が切れちゃうのか、という寂しさもあったりなかったり。
さて、ここ数日忙しかったので、さっくりと新潟のお話をば。
新潟2日目。
市役所での手続きを終えて時間があったので、昨年、新潟に行った時に気になっていた場所へ行ってみました。

訪れたのは浦佐毘沙門堂(普光寺)。
新幹線の浦佐駅から歩いて5分ほどという、めっちゃアクセス良好なスポット。
こちらは普光寺です。

そして、こちらが毘沙門堂。
807年、坂上田村麻呂が国家鎮護のために創建。
戦国期には、上杉謙信や上杉景勝が訪れたことが文書に残っているそうです。
さらっと有名人が続々登場。

境内には巨大和ろうそく。
文字の書き方が独特!
そして、大雨でレンズが濡れています(笑)

山門まで回廊で繋がっているので、雨に濡れずに歩けました。
途中、「聖徳太子」って書いてあるお堂があったので行ってみます。

写真が反射してよく見えませんが、聖徳太子像や白山権現像などが安置されています。

御朱印には「多聞天王」と書かれています。
持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王のうち、多聞天単体で祀られる時は毘沙門天と呼ばれるそう。
だから多聞天王なんですね!
知らなかったー!

石像では大きさ日本最大の不動明王像。
明治元年の作です。

下にあるうがい鉢(手水鉢)は、一枚岩をくり抜いて作られているのだそう。
どれだけの巨石!
さて、ここ浦佐毘沙門堂では、毎年3月第1土曜日に、日本三大奇祭と呼ばれる「裸押し合い大祭」が行われます。
2メートルを超える積雪の中、褌一本の若者たちが、うがい鉢で身を清めた後、我先に毘沙門堂で参拝するために押し合うというもの。
写真を見ると、数人の若者が、うがい鉢の中で肩まで水に浸かって身を清めている姿が。
いやいや、3月ってまだ寒いですぜ🥶
妹がボソッと「ここに住んでる若者は大変だ…」とつぶやいていました(笑)

重さ30キロの巨大和ろうそくを掲げて歩くところから、「大ローソク祭」とも呼ばれているそうです。
体力勝負なお祭りだ…。
海外からの参加者もいるみたいなので、ご興味のある方はぜひ!

そして、山門。
11年の歳月をかけ、1831年に完成。
日光東照宮の陽明門を模して造られたといわれています。

彫刻の精巧さに目がいきます。
「あの牙すごくね?」「マンモスっぽくね?」と、姉妹でアホな感想を述べてました(笑)

山門の天井には2枚の「八方ニラミの龍」が描かれています。

有名な江戸時代の日本画家、谷文晁の作。
越後から江戸まで、他の仏画師に天井絵の依頼をするために天井板を運んでいた時に、たまたま同宿していた谷文晁が描きたいと申し出たものだそう。
運んでいた人は、谷文晁のことを知らず、当初は断ったんだとか。
すごい偶然なのか、それだけ有名なお寺だったのか、どっちなんでしょうね。

新幹線駅から徒歩圏内の距離に、こんな立派なお寺があるってすごいと思いました。
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普光寺HP
https://www.bisyamonnosato.com/
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併せて、すぐ近くにあった千手院もお参りしてきました。

こちらでも御朱印をいただきましたよ。

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